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[ニュース]2018.6.19

ルイス・ネリ、WBC無期限から6ヶ月間の停止処分へ

3月1日から6ヶ月間の9月1日に処分解除
 18日、WBC(世界ボクシング評議会)は前WBCバンタム級王者のルイス・ネリ(23=メキシコ)に対して、2.3キロの体重オーバーにより王座剥奪、無期限の出場停止処分を通告していたが、今年3月1日の両国国技館で行われた山中慎介(帝拳→引退)との再戦から6ヶ月間となる9月1日までの間の停止処分に変更する旨を発表した。
今後はWBCの定める医療チームからの検査を受ける
 今後のネリは自ら費用を負担しWBCから定められた医療チームや栄養士の指示の中で検査を受け、このままバンタム級に留まることが出来るのかを調査されることになった。もしネリが再びWBCの指示に従わず試合などを決めたりした場合、改めて無期限の出場停止と罰金を科すこととなる。
 
WBSSへの参戦の可能性も消えてはいない
 昨年の山中との初戦後、ドーピング疑惑が噂され、更に3月の故意と見なされるほどの体重超過により、日本国内では今もJBCによる永久追放処分が下されている。WBSS(ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ)のバンタム級トーナメントへの出場の可能性も残されており、ネリの今後の動向も相変わらず気になるところだ。