[関東大学リーグ戦]2018.6.10
日大と拓大が無敗対決にスタンバイ
先に東洋大がリーチをかけた
6月9日、東京・水道橋の後楽園ホールでは第71回関東大学ボクシングリーグ戦の第3週が行われ、9時半から5部トーナメントの決勝戦、10時半から2部リーグ戦、14時から1部リーグ戦が行われた。シリーズは7月14日まで土曜に隔週ペースで続く。
[1・2部の組み合わせ]
2部 法政大学 - 慶應義塾大学
2部 平成国際大学 - 明治大学
2部 立教大学 - 日本体育大学
1部 東洋大学 - 拓殖大学
1部 日本大学 - 駒澤大学
1部 東京農業大学 - 中央大学
[1・2部の組み合わせ]
2部 法政大学 - 慶應義塾大学
2部 平成国際大学 - 明治大学
2部 立教大学 - 日本体育大学
1部 東洋大学 - 拓殖大学
1部 日本大学 - 駒澤大学
1部 東京農業大学 - 中央大学
5部を制した茨城大
5部トーナメントでは、茨城大学が優勝し、入れ替え戦に駒を進めた。
2部リーグでは法政大学が慶應義塾大学に7対0、平成国際大学は明治大学に5対2、日本体育大学が立教大学に5対2で勝利した。
2部リーグでは法政大学が慶應義塾大学に7対0、平成国際大学は明治大学に5対2、日本体育大学が立教大学に5対2で勝利した。
木村は2度カウントを奪っての復帰
東洋大学対拓殖大学は、前者有利ながら、今季負けなしの後者にも勝機は十分ありともいわれた。東洋大は、駒大戦の黒星で遠のいた優勝に向けて、堤駿斗(東洋大)と、第1週でみけん周りを深い縦傷をつくった木村蓮太朗(東洋大)を戦線復帰させる。
庄司(右)は小柄な田村に距離感合わさせず
ライトフライ級では、重岡優大(拓大)が豊嶋海優(東洋大)からカウントを奪う圧勝で、拓大から先勝。そこからは東洋大学が福井勝也、堤駿斗で2連勝した。続くバンタム級2では庄司夏樹(拓大)が、当級では体格不足の感ある田村拓実(東洋大)に距離感をつかませず勝利して2対2。堤も海外遠征先のアクシデントの影響はなく、左手で手堅く勝利し、木村は傷口を警戒しながら関根幸太郎(拓大)に2回RSC勝ちを収めた。ライト級2ではこのリーグ戦で勝ち星のなかった高校8冠王、今永虎雅(東洋大)が、勇猛にアタックする古川晴輝に序盤、アッパーをよく打ち込み、気迫の勝利で踏ん張る。
浦嶋が原田との主将対決を突破した
ライトウェルター級では、中川晃洋(東洋大)が柴田尊文(拓大)をいなす展開から始まったが、2回から柴田も力を発揮し、3対2で柴田が勝利した。ウェルター級の原田直樹(東洋大)対浦嶋将之(拓大)では、原田が2度、浦嶋も1度減点されるラフな展開を、浦嶋が制した。最後は梅村錬(拓大)が黒川大成(東洋大)を2回棄権に追い込み、5対4で拓大勝利に終わった。
V4日大に残るは拓大・東洋大戦
4連覇中の日大は、前週に東洋大を黒星に追い込んだ駒大の軽量級に松本流星(日大)、飯村樹輝弥(同)、村田昴(同)、金子虎旦(同)で4連勝。ライト級2試合は嶋田淳也(駒大)と完山隼輔(同)で駒大が制したが、ライトウェルター級は日大主将の鈴木稔弘で藤山義範(駒大)に1回RSC勝ちで決め、日大は石灘隆哉(日大)でもう1勝を追加した(6対3)。
東京農業大学は今季の白星なしの危機意識からか、下馬評で大きく勝る中央大学にほぼベストメンバーを起用し、ライトウェルター級を冨田昌広(中大)で取られた以外は、ほぼ5対0で抑えた(8対1)。
次週には、日本大学と拓殖大学は全勝対決も行われる。
[6月23日の組み合わせ]
2部 明治大学 対 立教大学
2部 法政大学 対 日本体育大学
2部 平成国際大学 対 慶應義塾大学
1部 駒澤大学 対 東京農業大学
1部 東洋大学 対 中央大学
1部 日本大学 対 拓殖大学
東京農業大学は今季の白星なしの危機意識からか、下馬評で大きく勝る中央大学にほぼベストメンバーを起用し、ライトウェルター級を冨田昌広(中大)で取られた以外は、ほぼ5対0で抑えた(8対1)。
次週には、日本大学と拓殖大学は全勝対決も行われる。
[6月23日の組み合わせ]
2部 明治大学 対 立教大学
2部 法政大学 対 日本体育大学
2部 平成国際大学 対 慶應義塾大学
1部 駒澤大学 対 東京農業大学
1部 東洋大学 対 中央大学
1部 日本大学 対 拓殖大学