帝里木下 リングに上がる覚悟が違う

　元日本スーパーフライ級王者でWBOアジアパシフィック・バンタム級4位の帝里木下(千里馬神戸)が6月14日(木)、後楽園ホールでWBOアジアパシフィック同級王者の勅使河原弘晶(輪島S)に挑戦することが決まった。昨年7月に2度目の世界挑戦で惜敗した帝里は、1階級上げたバンタム級で再起をかける。「ベルトやタイトルよりもバンタム級でやっていく上で、勅使河原選手に勝っておきたい」と勝ちにこだわることをアピールした。試合直前、ジムで調整を続ける帝里に現在の心境を聞いた。