[前日計量]2018.5.27
現役ラストファイトに挑む!
勝ち越すのはどっち?
今年の6月16日にプロボクサーの定年、37歳を迎える米重貴博(八王子中屋)が26日、現役最後の前日計量に臨んだ。ラストファイトはスーパーウエルター級4回戦。これまでの戦績は、6戦3勝(1KO)3敗(2KO)。 ラストマッチの相手は、今月11日に25度目の誕生日を迎えたばかりの舟津純(伴流)。こちらも戦績は、6戦3勝(1KO)3敗(2KO)。明日、勝ち越すのはどっち? 米重の前回の試合は4月2日。試合間隔がやや短いのには理由があった。
舟津純 69.4kg
明日の試合を終えると米重は、セコンドライセンスを申請する予定だ。これは、ジムの後輩で6月21日に日本ミドル級2位の細川チャーリー忍(金子)に挑む、成田永生(八王子中屋)のセコンドを任されているからだ。ボクシング人生の第1章の締めくくりとなるラストマッチで有終の美を飾ることができるのか。
米重貴博 69.5kg
無事一発で計量を終えた米重は「勝っても負けてもKO決着になるように、全てを出し切りたい」と集大成のリングに向けて闘志を燃やした。今後はトレーナーとして第2のボクシング人生を迎えるとあって、前日計量はこれまで以上に慎重になったのも事実。「ボクサーとしてもトレーナーとしても、失敗するわけにはいかない」と、プロの自覚を口にした。