[調印式・会見]2018.5.23
拳四朗 KOを狙うので注目して
東京ドームホテルで行われた調印式
WBC(世界ボクシング評議会)ライトフライ級タイトルマッチの調印式が23日に都内のホテルで行われ、3度目の防衛に臨む王者の拳四朗(26=BMB)と挑戦者のガニガン・ロペス(36=メキシコ)が顔を揃えた。茶のジャケットに紫の短パン、シャツは片側だけ中に押し込む、おしゃれルックの拳四朗は、前王者ロペスとの1年ぶりの再戦を前に「前回(2-0判定勝ち)より差をつけ、成長したところを見せたい」と意気込んだ。
試合は、WBA(世界ボクシング協会)バンタム級王座に挑戦する井上尚弥(大橋)とのダブル世界として25日(金)、東京・大田区総合体育館で開催され、当日午後7時57分からフジテレビ系列で放送される。なお前売りチケットはすでに完売し、当日券も発売されない。
試合は、WBA(世界ボクシング協会)バンタム級王座に挑戦する井上尚弥(大橋)とのダブル世界として25日(金)、東京・大田区総合体育館で開催され、当日午後7時57分からフジテレビ系列で放送される。なお前売りチケットはすでに完売し、当日券も発売されない。
サウスポー対策は万全
調印式後のグローブチェックでは、両者とも黒の日本製を選択。続けて行われた会見で拳四朗は、「自分の距離感を持って、懐に入らせないボクシングをしたい。(その上で)KOを狙えば注目されるし、お客さんに楽しんでもらえる」と抱負を語った。ロペスが技巧派のサウスポーとあって、今回2度のフィリピン合宿でサウスポーと約150ラウンドのスパーリングを消化した拳四朗は、1年前よりもはるかに余裕を感じさせた。
王座返り咲きを誓ったロペス
一方、サウスポーのロペスは「すでに闘志は高まっている。ゴングを待つのみ」と落ち着いた表情で話し、「私が世界チャンピオンだと証明したい」とタイトル奪還を誓った。
親子鷹の寺地会長と拳四朗
会見後、取材陣に囲まれた拳四朗は「勝ったらヴィトンの10万円のTシャツがほしい」とポツリ。そばで聞いていた父の寺地永会長は唖然とした表情を浮かべながら、格闘技よりもグルメとファッションが好きと公言する息子に「チャンピオンでいるなら買ってやる」と人参をぶら下げ、モチベーションを上げていた。
この後は映画を見に行くと拳四朗
■試合役員
レフェリー/ビック・ドラクリッチ(米)
ジャッジ/マウロ・ディフィオーレ(米)、マイク・ロス(米)、ノパラット・スリチャロン(タイ)
立会人/メジャー・リー(韓国)
レフェリー/ビック・ドラクリッチ(米)
ジャッジ/マウロ・ディフィオーレ(米)、マイク・ロス(米)、ノパラット・スリチャロン(タイ)
立会人/メジャー・リー(韓国)