[前日計量]2018.5.18
河野公平は豪州でゆとりの計量パス
計量後の河野とジェイソン
現地時間の19日、オーストラリアのビクトリア州メルボルンにあるタウンホールで行われるWBAオセアニア・バンタム級タイトルマッチで同州人気の双子ボクサー、ジェイソン・モロニー(豪)に挑む元WBA世界スーパーフライ級王者・河野公平(ワタナベ=37)が前日計量を 200グラム・アンダーでパスした。8試合に出場する全選手が無事にパス。同日に同スーパーフライ級タイトルマッチに臨むアンドリュー・モロニー(豪)もリチャード・クラベラス(豪)との防衛戦に向け、計量をパスしている。
無事にパスして「あとは体力を回復させるだけ」と河野
今回は日本ランカー時代以来のバンタム級。「最近のスーパーフライ級リミットでは、毎日おにぎり一個の生活だったけど、今回はある程度食べながらのどかな環境の中で最終調整をできた」とナーバスになった様子もほぼなかった。
アンドリューら全員が無事計量パス
宿舎と同じ敷地内の計量会場に河野が着くと、かつて2度世界王座を獲ったこの日本人の元に、サインを求める地元関係者たちが何人か。そのあとに微笑みながら、近づいてきた双子がいて、明日戦うジェイソンには軽く会釈し、もうひとりのアンドリューと河野は握手を交わした。公式記録によればジェイソンの方が3センチ背が高いが、それでも河野は「予想していたより小柄でよかった」と話した。
ジェイソン(右)のほうが3cm大きい