[前日計量]2018.5.12
リナレス&ロマチェンコ ともに134.6ポンド
リナレス&ロマチェンコ
WBA(世界ボクシング協会)ライト級タイトルマッチ、王者ホルヘ・リナレス(32=帝拳)対挑戦者でWBO(世界ボクシング機構)スーパーフェザー級王者のワシル・ロマチェンコ(30=ウクライナ/米)の12回戦は12日(日本時間13日)、米国ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)で行われる。試合前日の11日には両者が計量に臨み、ともに135ポンド(約61.2キロ)のライト級リミットを下回ってパスした。
※リナレス対ロマチェンコは13日(日)午前9時からWOWOWプライム・チャンネル「エキサイトマッチ・スペシャル」で生中継の予定
ホルヘ・リナレス
これが4度目の防衛戦となる3階級制覇王者のリナレス、勝てば史上最速12戦目で3階級制覇となるロマチェンコ、ふたりとも計量は134.6ポンド(約61.0キロ)だった。「ロマチェンコが無敵ではないということを明らかにする」と防衛に自信をみせるリナレスは47戦44勝(27KO)3敗。「リナレスが優れた選手であることは認めるが、試合後にはこれまでの選手と同じような言い訳をすることになるだろう」と話すロマチェンコは11戦10勝(8KO)1敗。オッズは依然として9対1で挑戦者有利が続いている。プロに転向してから最重量で戦うサウスポーのロマチェンコが、これまでと同じように動けるのかどうか要注目だ。
ワシル・ロマチェンコ
セミ格では、IBF(国際ボクシング連盟)ウェルター級12位カルロス・アダメス(ドミニカ共和国/米)対アレハンドロ・バレラ(メキシコ)の10回戦が組まれている。このほか16年リオデジャネイロ五輪ライトウェルター級金メダリストのファツリディン・ガイブナザロフ(ウズベキスタン)、同五輪ライト級ホンジュラス代表のテオフィモ・ロペス(米)、12年ロンドン五輪フライ級銅メダリストで16年リオ五輪バンタム級8強のマイケル・コンラン(英/アイルランド)、12年ロンドン五輪ライトウェルター級米国代表のサウスポー、ジャメル・ヘーリング(米)、さらに16年リオ五輪女子ライト級米国代表のミカエラ・メイヤー(米)が出場する。