[海外ニュース]2018.5.11
マッチルームとDAZNが1000億円契約!
プロモーターのエディ・ハーンが決めた!
英国のプロモーション、マッチルームボクシングが10日、米国NYにてマッチルームボクシングUSAとして、動画配信サービス『DAZN』を展開するパフォームグループと8年10億ドル(約1,094億円)という超巨額契約を結んだことを発表。プロモーターのエディ・ハーンはこれを「ボクシング界史上、最大の契約」と呼んだ。
そのボクシング界驚愕の中身とはーー。
1000億円契約!
その契約というのは、DAZNにて最低2年間、オプションで6年以上とされており、まずは9月から始まる1年間、米国と英国でそれぞれ16回、計32興行を行うもの。英国ではテレビ局のスカイスポーツにてPPVで放送されるカードもあるが、米国本土ではPPV(課金制度)ではなく月額料金の契約となる。
この契約についてハーンは「米国でプロモーションを展開して以来、私たちはビジョンを共有出来るパートナーを探して来ました。そして今回、私たちはワールドクラスのボクシングを、新しいレベルにまで引き上げられるだけの試合数と契約料を得ることが出来ました。」と伝えた。
DAZNアンバサダーの村田諒太
DAZNといえばWBA世界ミドル級王者の村田諒太(帝拳)がアンバサダーを務めていることで、日本のボクシングファンにもおなじみの動画配信サービス。今年8月末に行われたフロイド・メイウェザーの50戦目、総合格闘家のコナー・マクレガーとの一戦を独占ライブ配信したことでも記憶に新しい。
現在、米英の両国に多数のトップファイターと契約を交わすマッチルーム、中でも村田のライバルと目されるミドル級の1人、元世界王者のダニエル・ジェイコブス(米)も所属しており、今後の日本人ファイター達がどのように絡んでくるのかも要注目である。