[発表会見]2018.5.10
久我勇作と和氣慎吾の黄金カードが決定!
和氣と久我がついに激突!
ボクシングファン注目の黄金カードが決定! 日本スーパーバンタム級タイトルマッチ、チャンピオン久我勇作(27=ワタナベ)対同級1位の和氣慎吾(30=FLARE山上)の発表会見が10日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われた。試合は、7月27日(金)に後楽園ホールで開催される「ガッツファイティング&DANGAN214」のメインにセットされた。会場に姿を現した両者は、試合への熱い思いを口にした。
日本タイトルの価値を上げる一戦
3月に指名挑戦者の小坂遼(24=真正)を初回KOで破り、2度目の防衛に成功した久我は、拳を交える和氣を「僕が4回戦の頃からトップ選手。キャリアと知名度は自分よりある」。「ハンドスピードがあり、きれいなボクシングをする。自分とは違うタイプ」と評価および分析。その上で「自分はこれまで弱い選手とは戦ってきていない」と自信を示した。
ファンに認めてもらい世界へいく
サウスポーは得意ではないと苦笑いした久我だが、左利きとの対戦は過去4戦全勝。「ここまで盛り上げてもらっているのにつまらない試合はできない。和氣選手をしっかり倒したい」と静かに闘志を燃やした。現在、主要4団体で世界ランク入りしている久我は、この試合をクリアして初の世界戦へ突き進みたいところだ。久我は長野県諏訪湖で走り込み合宿を行う予定だ。
東洋王座に挑戦した時の気持ち
一方、チャレンジャーとしてリングに上がる和氣は「まず、僕の挑戦を受け入れてくれたことに感謝したい。世界戦に負けてからここまで全部KOで勝ってきたが、もうひとつ足りないと思っていた。ハラハラする試合がしたかった。国内でトップ選手である久我選手に挑戦できることがうれしい。この試合をクリアしてこそ、次に世界にいく自信につながる」と、次戦を世界への足掛かりと位置づけた。
ぶっちぎって勝つ!
両者は約5年前、久我が6回戦時代に一度、そして2年前の2度にわたりスパーリングで手を合わせている。その時は和氣に分があったようだが、和氣は「あの頃とは別人だと思っている。以前の印象は持たないようにしている」とコメント。「パンチが強くて勢いがある。まとめるスピードが、他の選手より長けている。それを踏まえた上で作戦を立てていきたい。挑戦者らしく襲いかかり、逃げることなく正面から打ち合う」とKO宣言した。和氣は6月から2週間、比国でスパーリングを中心としたキャンプを張る。
名勝負を予感させるハイリスクハイリターンのスーパーバンタム級サバイバルマッチ。勝者が世界に大きく近づく、至極の一戦は7.27ゴング!
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