[試合後談話]2018.5.6
亀田和毅の世界前哨戦
亀田のアッパーがめりこんだ
元WBO世界バンタム級王者の亀田和毅(26=協栄)が5日、後楽園ホールで開催された「TFC東京ファイトクラブ.2ラスト亀田興毅」に出場。56.8kg契約10回戦でダニエル・ノリエガ(32=メキシコ)と対戦した。世界主要4団体にランクされている亀田は、世界をアピールすることができたのか?
フルマークの判定勝ち
初回から亀田がキレのあるジャブからワンツーを好打。2回には左フックを合わせて先制のダウンを奪った。4回、ノリエガの攻撃を冷静に対処した亀田は、左ボディを突き刺し動きを止めると、5回には連打から左ボディで再び倒した。KO決着に期待が膨らむ中、終始攻め立てた亀田だったが、粘り強く戦うノリエガを仕留めることはできなかった。
刺激のある試合がしたい
42戦のキャリアを持つノリエガに完勝した亀田は「顔面で倒れたことがないと聞いていたので、倒したかったが打たれ強かった。これも勉強です」と淡々と振り返った。年内での2階級制覇を目指す亀田は「相手は誰でもいいので今はとにかく世界戦がしたい!」と切望した。