[前日計量]2018.5.4
良い形でお兄ちゃんに繋げる
亀田は42戦のメキシカンと対戦
元WBO世界バンタム級王者で現在はスーパーバンタム級で主要4団体にランクされる亀田和毅(26=協栄)が明日5日、後楽園ホールで開催される「TFC東京ファイトクラブ.2 ラスト亀田興毅」のセミファイナル、56.8㎏契約10回戦でダニエル・ノリエガ(32=メキシコ)と対戦する。その前日計量が都内で行われ、亀田はリミット、ノリエガは100gアンダーの56.7㎏でそれぞれ一発クリアした。
11ヶ月ぶりのリングに立つ
昨年7月以来、10ヶ月ぶりのリングとなる亀田は計量後の囲み取材に応じ、拠点を置くメキシコで昨年11月から200ラウンドを超すスパーリングを行ってきたと明かした。「引き出しが増え、レベルアップに繋がった」と仕上がりに自信を示した亀田は、ノリエガを「KO負けが少なく、タフで上手くまとまった選手」と評価し、その上で世界前哨戦とも位置づけられる明日の試合に向け「もう世界に行ってもいいと言われるような試合にしたい。普通にやればすぐに終わるでしょう」と意気込み、メインで復帰&引退試合を行う兄・興毅に「良い形でお兄ちゃんに繋げる」とアシストを約束した。
初勝利を目指す京之介
このイベントの第4試合では和毅の従弟、亀田京之介(19=協栄)が2戦1勝(1KO)1敗の渡辺和幸(30=上滝)と56.5㎏契約4回戦を行う。1月のデビュー戦で2回TKO負けを喫したは京之介は56.3kgで秤を降りると、「仕上がりはメチャメチャ良い。前回とは違う。明日は練習してきたことを活かす!」と気合いを入れた。渡部は56.0kgでクリア。
矢吹はタイ人とノンタイトル戦
また、その前座でタイ人選手を相手に48.5kg契約6回戦を行う日本女子ミニフライ級王者の矢吹純(27=協栄)は48.4kg、サオワラック・ナリーペンシー(23=タイ)は48.3kgだった。