[会見・前日計量]2018.5.4
亀田興毅 しっかり勝って幕をおろす
両者は8年ぶりの再戦
元世界3階級チャンピオン亀田興毅(31=協栄)の一夜限りの復帰戦が明日5日、後楽園ホール開催の「TFC東京ファイトクラブ.2 ラスト亀田興毅」で行われる。その前日会見と計量が都内で開かれ、亀田はバンタム級リミットの53.5kgで、対戦相手の元WBC世界フライ級王者ポンサクレック・ウォンジョンカム(40=タイ)は200gアンダーの53.3kgで計量をクリアした。
思ったより仕上がったと亀田
計量後の会見で亀田は、2年半ぶりの計量に「懐かしさと同時に、これで終わりかと思うと寂しい気持ちが込み上げてきた」と目を細め、明日の引退試合に向け「精一杯体を作ってきたので、亀田興毅にできることのすべてを見せたい」と抱負を述べた。
計量後の会見
また、8年前のWBC世界フライ級王座統一戦で敗れている宿敵ポンサクレックに対しては、「どんな形であれ、子供の頃に憧れていたボクサーと、またこうして拳を交えられることに感謝している」と礼を述べ、「しっかりと勝って、亀田興毅の幕をおろす。大好きなボクシングをやりきりたい」と思いを込めた。
ポンサクレックも仕上がりに自信を示した
この亀田の発言を聞いたポンサクレックは、「コウキは大人になった」と感心し、「元世界王者同士、フェアに戦おう」と呼びかけた。
なお、この試合は日本ボクシングコミッションの公式戦としては扱われず、バンタム級6回戦、ヘッドギアなし、10オンスグローブ使用のエキシビジョンマッチとして行われる。
なお、この試合は日本ボクシングコミッションの公式戦としては扱われず、バンタム級6回戦、ヘッドギアなし、10オンスグローブ使用のエキシビジョンマッチとして行われる。