[前日計量]2018.4.15
両者ともKO宣言!
迫力のある打撃戦に注目
チャンピオンカーニバル日本ウェルター級タイトルマッチの前日計量が15日、都内の日本ボクシングコミッション事務局本部で行われ、王者の有川稔男(33=川島)と同級1位の矢田良太(28=グリーンツダ)が計量に臨んだ。試合は明日16日に後楽園ホールで開催される「アンタッチャブルファイト27」のメインイベントで行われる。
足元を救われないようにしたい
今回が3度目の防衛戦となる有川は100gアンダーの66.5kgでパス。「計量会場に行く途中で階段を走って登れるくらい調子が良かった」と笑い、試行錯誤の減量が上手くいったと語った。しかし、「調子が良い時こそ落とし穴があるので油断しないようにしたい」と気を引き締めていた。
現在6連続KO中のハードパンチャーは「相手との相性が良いので狙わなくてもKOになる。序盤から攻めてくるので気を付けたい」と静かに闘志を燃やした。
現在6連続KO中のハードパンチャーは「相手との相性が良いので狙わなくてもKOになる。序盤から攻めてくるので気を付けたい」と静かに闘志を燃やした。
勝って目立ちたい
一方、日本タイトル初挑戦の矢田は300gアンダーの66.2kgで秤を降りた。終始笑顔を見せた矢田は「やっとこの日が来た。明日のタイトル戦が楽しみです。それに尽きます!」と決戦が待ちきれない様子。有川の印象を「すごいパンチを持っているが、ガードしていれば問題ない。一瞬の踏み込みのスピードと思い切りの良さは自分の方が上」と語ると、「流れでパンチが当たるので倒せると思う」とノックアウト宣言が飛び出した。 敵地での挑戦になるが、2戦2勝と相性の良い後楽園ホールでベルト奪取を誓った。