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[前日計量]2018.4.11

小原佳太 成長した姿を見せる!

明日は小原佳太のV2戦
 WBOアジアパシフィック・ウェルター級王者の小原佳太(31=三迫)が明日12日の後楽園ホールで同級8位のアルビン・ラガンベイ(22=比)を迎え、2度目の防衛戦に臨む。その前日計量が都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、小原がリミットの66.6kgを100gアンダーで、挑戦者が66.4kgで一発パスした。
中盤以降に倒す!
 階級を上げ、16年9月以来となる2度目の世界挑戦を目指す小原は「減量が上手くいき、動きも良い」と好調をアピールし、挑戦者の印象については「今は柔らかい表情だが、試合になると別人。惑わされずにやりたい」と気を引き締めた。その上で「前半は焦らずに距離を見極め、中盤までに一度はチャンスがくると思うので、少しのチャンスでも結果に繋げたい」と試合をイメージ。自身の後を追いかける、後輩で日本ライト級王者の吉野修一郎(26)にも刺激を受けているだけに「世界戦からしっかり成長した姿を見せたい」と次のステップを見据えた。
今回は100%の力を見せる
 対し、2度目の来日となるラガンベイは昨年11月の斎藤一貴(角海老宝石)戦で4回TKOに敗れたものの「あの時は調子が悪かった」と弁明。キャリア12戦目で掴んだ初のチャンスに向け「オバラはベリーストロングだが、自分も世界を狙っている。完璧に仕上げてきたので今回は100%の力を見せるよ。自信も100%ある」と凄んだ。
 戦績11戦9勝(8KO)2敗、KO率73%と強打を誇るラガンベイを相手に2戦連続のKO防衛を狙う23戦目の小原。世界を予感させる戦いに期待したい。