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[前日計量]2018.4.6

KO決着必至!日本フェザー級王座戦

大橋vs源 チャンカン注目の一戦!
 ハードパンチャー同士によるチャンピオンカーニバル注目の一戦、日本フェザー級王者の大橋健典(28=角海老宝石)と同級1位の源大輝(27=ワタナベ)による指名王座戦の前日計量が都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われた。試合は明日7日、後楽園ホールで開催の「ダイナミックグローブ/SLUGFEST.3」のメインイベントで行われ、当日17時45分から日テレジータスで生中継される。
良い距離での殴り合いになる
 昨年12月のタイトル初挑戦で8連続KO中の強打者、坂晃典(仲里)に10カウントを聞かせ王座を奪取、島根県出身のボクサーとして初のチャンピオンとなった大橋は今回が初防衛戦。リミットの57.1㎏を100gアンダーでパスした大橋は、過去スパーリングで手を合わせたことのある源に対し「背が高くパンチが伸びてくる。僕もそうだったが、挑戦者として死にもの狂いでむかってくるはず」と警戒し、その上で「能力が違うので返り討ちにしますよ。会場も僕のKOが見たいでしょう。自信は100%ある!」と鼻息を荒くした。
大橋さんのパンチじゃ倒れない
 一方、2年半ぶり2度目の日本タイトル挑戦となる源は完璧なリミットで秤を降りると、トップコンテンダーとして満を持して挑む明日の試合に向け「パンチもあって上手さもある相手だが、自分のボクシングをすれば勝てない相手じゃない。スピードも俺の方が1.5倍ぐらい速い。ジャブを突いて下から崩していきたい。挑戦者らしく思い切り拳を振るう」と対戦を想定。明日は昨年ガンで亡くした母・礼子さんの一周忌で、同じ年の1月には2番目の兄・貴登さんを交通事故で失ったと明かし、「俺を応援し、今も見守ってくれているだろう二人のためにも、ベルトを獲ることは自分のケジメ。背負っているものが違う。ベルトを巻く準備はできている」と節目の20戦目での戴冠を誓った。
 KO決着必至の日本フェザー級王座戦。ライバルと認めあった二人がどんなドラマを見せてくれるのか楽しみだ!