[試合後談話]2018.3.25
金井隆明が敵地・福岡で殊勲
値千金のダウンを奪った左:金井
25日、福岡・九電記念体育館で開催された「REAL SOUL BOXING Vol.58」のメインでは、金井隆明(32=ロマンサジャパン)が日本バンタム級13位の坂本英生(32=フジタ)に挑戦。序盤から激しく仕掛けると5回に右ストレートでダウンを奪い、判定3-0で逃げ切りに成功。敵地で見事殊勲の星を挙げた。
坂本選手は気持ちの強い選手だった
顔に激闘の痕を残した金井は、キャリアで上回る相手に「何がなんでも勝つつもりで攻めた。初回は手探りなところもあったが、ダウンを取った4ラウンド辺りから手応えを感じた。打ち終わりの返しは狙っていたもので、とにかく倒しに行こうと思った」と、笑顔を見せながら試合を振り返った。
悔しいと唇を噛んだ坂本
一方、5回のダウンが悔やまれる坂本は、「コンディションは良かったが、ずっとリターンを狙われていて不用意に手が出せなかった。後半にダウンのダメージを引きずってしまった。攻める姿勢が足らず、自分のペースでやれなかった」と敗因を挙げ、今後については「今は答えられない」と肩を落とした。