[ニュース]2018.3.13
辰吉寿以輝が8戦目を発表
辰吉寿以輝(大阪帝拳)
大阪帝拳ジム所属の辰吉寿以輝が13日、大阪市内のジムで次戦の発表会見を行った。試合は4月30日(月・祝)、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第2競技場)で石橋俊(仲里)と、スーパーバンタム級8回戦で拳を交える。この試合は昨年、辰吉の怪我で1度はキャンセルとなっていた。「おまたせしたので、しっかりKOで勝ちます」と、笑顔で勝利を誓った。プロ8戦目といえば、父、辰吉丈一郎氏が世界王座を獲得した試合だが…
右:吉井寛会長
会見の冒頭、大阪帝拳の吉井寛会長は「辰吉のA級2戦目が決まりました。昨年、2月に対戦を予定していて、辰吉の怪我でキャンセルしていた仲里ジムの石橋選手と、スーパーバンタム級8回戦となります。昨年末の試合は1年間休んでいた割には良い内容だったので次戦はベテランですが、足を使ってプロらしい試合をしてくれると思っています。今年は3戦やれたらやりたいですね。この試合に勝てばランカーとの試合も考えています」と、今年のプランを明かした。
プロ8戦目を迎えた辰吉
続いて、辰吉は「対戦相手の印象は特にないです。前回、自分の怪我でキャンセルしているのですみませんという気持ちしかないです。今年も全勝を目標にやります」と、淡々と語った。プロ8戦目といえば辰吉の父、元WBC世界バンタム級王者の丈一郎氏が世界初戴冠した対戦数と並ぶが「すごいことやとは思います。まあ、でも、特に気にならないですね。自分は自分のペースでやります」と、マイペースを貫く。これには、吉井会長も「お父さんはアマチュアの経験があったからね」と立場の違いを補足した。