[調印式・前日計量]2018.3.7
江畑佳代子 いちごを手にモグモグタイム
減量中はいちごだけを食べていた
昨年5月に6度目の世界挑戦でWBO女子(世界ボクシング機構)ミニフライ級王座を獲得した江畑佳代子(42=ワタナベ)が、8日の後楽園ホールで韓国のパク・ジヒョンを迎え初防衛戦を行う。その調印式と前日計量が都内の日本ボクシングコミッション(JBC)本部事務局で行われた。試合は明日8日、後楽園ホールで開催される「VICTORIVA.1」女子6大タイトル戦のメインにセットされている。
江畑はワイン色のグローブを選択
グローブチェクでワインカラーのウイニング製を選択した江畑は、女子の一大イベントのメインを飾ることを光栄と話し、「欲しくて欲しくて掴んだベルトを手放すつもりはない」と意気込んだ。また、これまで6度の世界挑戦を経験し、常に崖っぷち状態で現役生活を続けてきた江畑は、鬼門の初防衛戦にも「良い意味で同じ緊張感がある」と笑顔でコメント。挑戦者については「スタミナが落ちない選手だけに油断はできない」と警戒し、その上で「きちっと仕上げてきたのでしっかりと勝ちます」と勝利を誓った。
初来日のパクは16連勝中の強豪
一方、戦績24戦22勝(6KO)2敗、現在16連勝中の挑戦者は「努力を重ねてきたので韓国にベルトを持ち帰りたい。作戦はリングに上がってから考える」と話した。
コラッと箕輪をしかる江畑
ここで同じリングで初の世界戦に挑む同門の箕輪が「お局様が世界を獲ってくれたので、ジムが盛り上がっている」と横やり。これにカチンときた江畑は「後で給湯室にいらっしゃい」とOLのような口調で返し、笑いを誘った。
パクにもおすそ分け
その後に行われた計量は、江畑が100gアンダーの47.5kg、パクが47.0kgで無事にクリア。江畑は持参したいちごをパクリと口にし、パクにもおすそ分けするなど、和やかなムードで会場を後にした。
初挑戦から9年かけて世界に登り詰めた江畑。明日はそのチャンピオンとしての真価が問われる。
■検診結果
王者 江畑佳代子(ワタナベ)
体重:47.5kg
体温:36.5℃
脈拍:62/min
血圧:147/83mm/Hg
パク・ジヒョン(韓国)
体重:47.0kg
体温:36.5℃
脈拍:100/min
血圧:124/76mm/Hg
■試合役員
レフェリー:スラット・ソイカラチャン(タイ)
ジャッジ:メキン・スモン(タイ)
ジャッジ:原田武夫(日本)
ジャッジ:中村勝彦(日本)
立会人:安河内剛(日本)
初挑戦から9年かけて世界に登り詰めた江畑。明日はそのチャンピオンとしての真価が問われる。
■検診結果
王者 江畑佳代子(ワタナベ)
体重:47.5kg
体温:36.5℃
脈拍:62/min
血圧:147/83mm/Hg
パク・ジヒョン(韓国)
体重:47.0kg
体温:36.5℃
脈拍:100/min
血圧:124/76mm/Hg
■試合役員
レフェリー:スラット・ソイカラチャン(タイ)
ジャッジ:メキン・スモン(タイ)
ジャッジ:原田武夫(日本)
ジャッジ:中村勝彦(日本)
立会人:安河内剛(日本)