ボクシングモバイルニュース
[予備検診]2018.2.26

4cm胸囲アップの岩佐亮佑「 パワー増している」

V1戦では進化した岩佐が見られる!
 3月1日、東京・両国国技館でIBF(国際ボクシング連盟)スーパーバンタム級王座を争う王者の岩佐亮佑(28=セレス)と挑戦者で同級13位エルネスト・サウロン(28=比)が26日、都内のホテルで予備検診に臨んだ。昨年9月の世界挑戦時より胸囲が4cmアップした岩佐は、「僕も計測を楽しみにしていたが、トレーニングの成果がはっきりと出ている。前回より間違いなくパワーアップしている」と話し、ニューバージョンの岩佐を期待させた。
完璧な内容で勝つことがテーマ
 自身が苦手としているフィリピン人選手については、「想像していたほど体は大きくない」と5cmの身長、8cmのリーチ差を有利と判断。その上で「難しいとされる初防衛戦だが、思っていたよりも落ち着いている。体重も残り1kgを切って非常に良い状態。相手に一発も入れさせずに圧倒的に、完璧に勝ちます」と意気込んだ。
スラッガーの異名を持つ挑戦者
 対し、2日前に来日したばかりのサウロンは、初の世界戦を前に緊張した様子で会見に臨んだ。環境が急激に変わったせいか体温が高めだが、本人は「良い状態で日本に来ることができた。少し熱はあるが問題はない」とコメント。「岩佐はパワフルでとても強い選手。私も力強いストレートには自信を持っているので、良い試合になるだろう。日本のファンにも楽しんでもらえるようベストを尽くしたい」とベルト奪取に意欲を示した。
視力も0.7から1.2にアップ
■検診結果
王者:岩佐亮佑
身長:171.0cm
頸周:37.5cm
胸囲:88.0cm
リーチ:180.0cm
血圧:123/77mm/Hg
脈拍:71/min
体温:36.9℃
練習はしっかりと重ねてきた
挑戦者:エルネスト・サウロン
身長:166.0cm
頸周:37.0cm
胸囲:89.0cm
リーチ:172.0cm
血圧:122/59mm/Hg
脈拍:66/min
体温:37.6℃