[発表会見]2018.2.19
前王者と再戦の拳四朗「次は倒す!」
倒すことを意識するようになった
4月15日(日)に横浜アリーナで行われるWBA世界ミドル級王者の村田諒太(32=帝拳)の初防衛戦「FUJI BOXING2018」に参戦。前王者のガニガン・ロペス(36=メキシコ)と指名試合に臨むことが決まったWBC世界ライトフライ級王者の拳四朗(26=BMB)は、19日に都内で行われた会見で「前回は苦戦したが、今回は倒して勝つ」と意気込んだ。
序盤の入り方がカギになる
拳四朗は昨年5月に10歳年長のサウスポーロペスに挑戦し僅差判定で王座を奪取。10月には判定でペドロ・ゲバラ(メキシコ)を、12月には4回TKO勝ちでヒルベルト・ペドロサ(パナマ)を退けV2を達成した。防衛を重ねる毎に強くなっていると自信を示す拳四朗は、同じイベントに出場するWBC世界フライ級王者の比嘉大吾(23=白井・具志堅スポーツ)を横に、「シンプルに強い比嘉選手はやっぱり意識する。8ラウンドぐらいに倒してダブルピースを決めたい」と、二人揃ってのKO防衛を誓った。
オフは祝勝会を満喫した
また、会見に同席した父の寺地永会長は「前回のロペス戦は初の世界挑戦で十分な力を出せずギリギリの勝利だったが、一度戦っているので今回は読みやすい。後半に見せた打ち合いを早いラウンドで出せれば倒せる」と予想し、そのためにも「サウスポー選手には距離の長い左ジャブをいかに当てるかがポイント」と話した。
二人揃ってのKO防衛を誓った
すでに神奈川・茅ヶ崎で3泊4日の合宿を行い、合計90kmのロードワークで下半身を強化した拳四朗は、「ロペスは距離感が独特でやりにくい相手だが、序盤から積極的に攻めて下がらせたい。KO勝ちしてもっと有名になる」と目標を立てた。
村田、拳四朗、比嘉が昨年5月の「ボクシングフェス2017」、10月の「FUJI BOXING」に続く3度目の競演。試合の模様はフジテレビ系列で全国生中継されるが、拳四朗にとっては自分の試合が中継枠に入るのかが気になるところだ。
村田、拳四朗、比嘉が昨年5月の「ボクシングフェス2017」、10月の「FUJI BOXING」に続く3度目の競演。試合の模様はフジテレビ系列で全国生中継されるが、拳四朗にとっては自分の試合が中継枠に入るのかが気になるところだ。