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[発表会見]2018.2.19

比嘉大吾「もちろん16連続KO記録を狙う!」

次で記録を更新!
 4月15日(日)に横浜アリーナで行われるWBA世界ミドル級王者の村田諒太(32=帝拳)の初防衛戦で、WBC世界フライ級王者の比嘉大吾(23=白井・具志堅スポーツ)が同級2位、WBCインターナショナル王者のクリストファー・ロサレス(23=ニカラグア)と3度目の防衛戦を行うことが決定。同じくこのイベントに参戦するWBC世界ライトフライ級王者の拳四朗(26=BMB)と19日に都内で開かれた会見に出席した比嘉は、日本記録更新となる16連続KO勝利に向け「もちろん狙います!」と意欲を示した。試合の模様は当日、フジテレビ系列で全国生中継される。
問題はウェイト調整だけ
 比嘉は今月4日に地元・沖縄で2度目の防衛をはたしたばかりで、休養する間もなくV3戦に臨むことになるが、すでに練習を開始しているので問題はないとコメント。映像を見たというロサレスについては、V2戦で一蹴した元2階級制覇王者のモイセス・フエンテス(メキシコ)よりも好戦的で手数があると分析し、タイミングが取りづらい左フックを警戒した。
拳四朗とKO防衛を約束
 それでも今や世界を驚かせる存在となり、同世代で世界的に活躍するフィギュアスケート五輪連覇の羽生結弦、今年メジャーリーグに挑戦する大谷翔平も意識しはじめた比嘉は、「(KOは)何ラウンドがいいですかね。沖縄の初回KOの記憶が薄れないうちにインパクトのある試合を見せたい」と抱負を語り、拳四朗とのダブルKO防衛を誓った。
21日に渡米する比嘉 目指すは統一戦
 また、具志堅用高会長はV3戦をクリアした先に統一戦のプランがあると明かし、今月24日に米国カリフォルニアで行われる2つの世界フライ級タイトルマッチの勝者のいずれかと対戦を希望。この試合を比嘉と現地で観戦すると話した。
 いよいよビッグマッチが近づいてきたニューヒーロー比嘉。まずはその前哨戦でのKO記録更新に期待したい!