[ニュース]2018.2.14
黒田雅之、西田光らが川崎市長に勝利誓う
福田紀彦市長を囲んで
3月3日(土)に神奈川・カルッツかわさきで「ホープフルファイトVol.27」を主催する川崎新田ジムの新田渉世会長と、ダブルメインのチャンピオンカーニバル日本王座戦に出場する同ジム所属の日本フライ級王者の黒田雅之(31)、日本ミドル級王者の西田光(30)、そして現役女子高生ボクサーとしてデビューする四宮菊乃(17)が14日、川崎市役所を訪問。福田紀彦市長に昨年10月に竣工したばかりのカルッツかわさき(旧川崎市体育館)での勝利を約束した。
旧川崎市体育館は、1979年1月にWBA(世界ボクシング協会)ライトフライ級王者の具志堅用高氏が7度目の防衛戦でリゴベルト・マルカノ(ベネズエラ)に7回KO勝ちし、当時の日本人世界王者防衛記録を更新した地だ。
旧川崎市体育館は、1979年1月にWBA(世界ボクシング協会)ライトフライ級王者の具志堅用高氏が7度目の防衛戦でリゴベルト・マルカノ(ベネズエラ)に7回KO勝ちし、当時の日本人世界王者防衛記録を更新した地だ。
市長は川崎新田ジムの日頃の地域貢献に感謝
かつて世界戦が行われた地で指名挑戦者の長嶺克則(26=マナベ)を迎えて3度目の防衛戦に臨む黒田は、2013年以来となる2度目の世界挑戦に向け、「評価の高い挑戦者に勝って、ジムのスローガンでもある『川崎から世界へ』を実現させたい」と抱負を語った。
ベルトを携えた左:黒田と西田
また、7戦全勝(7KO)のハードパンチャー竹迫司登(26=ワールドスポーツ)と2度目の防衛戦を行う西田は、「日本人では難しいとされる階級だが、アマチュア経験者の竹迫選手とレベルの高い試合をして、村田(WBA王者村田諒太/帝拳)さんに続けるような存在になりたい」と話した。
フルラウンド手数を出して攻めると四宮
史上最年少女子プロボクサーとして注目される四宮は、県立生田東高校の2年生。同門の東洋太平洋女子フェザー級王者の三好喜美佳(34)に憧れ、中学2年で競技を始めたジム期待の新生だ。デビュー戦に向け三好と実戦練習を積むだけに、デビュー戦の不安はないと自信を示した四宮は、高校の同級生や校長先生も応援にくる晴れの舞台で「攻めの姿勢を貫いて勝ちたい」と意気込んだ。キュートな見た目とのギャップに驚いた福田市長は、川崎にニューヒーロー誕生の予感がすると喜び、当日は応援に駆けつけると約束した。
ひな祭りの日にデビューする四宮
なお、川崎新田ジムでは障害者向けに先着でパラシートを用意するとのこと。詳しくは川崎新田ジムまで。