[沖縄レポ]2018.2.5
村田諒太!走る!走る!走る!
村田諒太の初防衛戦は4月15日(日)
沖縄県内で第2次トレーニングキャンプを行っているWBA(世界ボクシング協会)ミドル級チャンピオン村田諒太(32=帝拳)が5日、練習前の囲み取材に応じた。4月15日(日)に迎える初防衛戦に向けて、中村正彦フィジカルトレーナーとマンツーマンで合宿している。
WBA(世界ボクシング協会)世界ミドル級王者
先週の土曜日は朝からクロスカントリーでスタミナアップを図ったという村田は、午後は200段超の階段を10本走って、体をいじめ抜いた。「かなり急な坂で、曲がりくねったコースだった」と振り返った今日のメニューは、那覇市から高速道路で2時間のところにある沖縄県国頭村(くにがみそん)の山道、1本2kmを10分のペースで3本。
初防衛戦は横浜アリーナ
1月10日から18日まで行われた沖縄1次キャンプは、同門のIBF(国際ボクシング連盟)世界スーパーフェザー級王者の尾川堅一と元世界2階級制覇王者の粟生隆寛との合同キャンプだったが、今回は中村正彦ストレングス&コンディショニングコーチが村田だけを徹底的に鍛え上げる。
沖縄キャンプで鍛え上げる!
この日の沖縄の気温は8℃。走る前は「寒い寒い」と連呼したが、小雨が降る中、トレーニング前に囲み取材に応じた村田は「走れる体になってきたので記録は伸びている。筋肉を使いながらしんどくなるのを再現したかった 」と極限まで自身の体を追い込む。中村トレーナーは「試合に向けて質の高い練習を怪我なくやっていくためのトレーニング。前回と同じメニューだが心拍数が抑えられているので心肺機能が上がってきた」と今のチャンピオンの状態を説明した。