[公開練習]2018.1.29
フエンテスは夫婦の絆で比嘉大吾に挑む!
3階級制覇を目指すフエンテス
2月4日(日)に沖縄県立武道館でWBC(世界ボクシング評議会)フライ級王者の比嘉大吾(22=白井・具志堅)に挑戦する元世界2階級制覇王者のモイセス・フエンテス(32=メキシコ)が29日、都内のジムで報道陣に練習を公開した。これが2度目の来日となるフエンテスは「比嘉のことは研究してきた。経験も熟したので良い試合になる」と不敵な笑みを浮かべた。練習後には帯同していた8歳年下のジェニーネ夫人を手を繋ぎアツアツぶりを見せつけてジムを後にした。
※試合の模様は当日の夜7時57分からフジテレビ系列で生中継される。
※試合の模様は当日の夜7時57分からフジテレビ系列で生中継される。
フライ級がベストウェイト
2016年12月に田中恒成(畑中)とのWBO世界ライトフライ級王座決定戦以来2度目の来日となるフエンテス。前回は日本の寒さにコンディションを崩したことを敗因に挙げたが、今回は寒さ対策も万全だと話すと、比嘉の印象を「力強くてハングリーで若いボクサーだ。相手が油断する瞬間を見逃さずパンチを入れたい」と得意パンチの左フックと右クロスを打ち込むと自信を示した。
シャープな動きを見せた
会見後に行われた練習では1ラウンド2分のシャドーボクシング、ミット打ち、パンチングボールをそれぞれ1ラウンド見せただけで終了。偵察に来ていた比嘉陣営を目の前に手の内を隠した。
打ち合いにも応じる
同じ沖縄出身で元WBC世界ジュニアウェルター級王者の浜田剛史氏に並ぶ15連続KO勝利を狙う比嘉に対し、「とても困難な試合になるが、向こうが攻めてくるならそれに応じる。パンチ数の多い試合を見せたい」と強気のコメントを残した。
ウェイトはキツそうだと具志堅会長
フエンテスの練習を見た具志堅用高会長は「思ったより身長が高いね。しっかり練習してきているので体が締まっている。右ストレートからの返しの左フックには注意が必要そう。気の抜けない相手だね」と警戒を強めた。
比嘉との経験の差を見せる!
沖縄での世界戦は1981年に具志堅用高(協栄)対ペドロ・フローレス(メキシコ)が行われて以来37年ぶりとなる。決戦まで残り1週間。いよいよ沖縄が盛り上がりを見せてきた!