ボクシングモバイルニュース
[試合後談話]2018.1.14

正木脩也VS三代大訓! 全勝同士が激突。

序盤に試合が大きく動いた
 13日に後楽園ホールで開催された「DANGAN204&MUGEN挑7」ではA級トーナメント、スーパーフェザー級8回戦で日本同級3位の正木脩也(23=帝拳)と東洋太平洋同級14位の三代大訓(23=ワタナベ)による好カードが実現した。いずれタイトル戦に絡んでくるであろう両者の対決に注目が集まった。
ダウンをゲット
 初回はジャブから鋭い右を伸ばし互角の展開だったが2回、三代が右カウンターを決めて鮮やかなダウンを奪った。ペースを握った三代は続く回もジャブからワンツーをヒットしポイントを加点。中盤、三代は単発の左ボディをヒットすると、落ち着いた試合運びで優位に進めた。終盤、正木は距離を詰めてワンツーを繰り出し逆転を狙ったが、三代も負けじと打ち返した。採点は3者ともに三代を支持しA級トーナメント優勝とランカー撃破を成し遂げた。
パンチを打ち抜くのが課題
 5戦目で日本上位ランカーを倒した三代は「相手はスピードがあり戦いながら大学リーグ戦(※中央大学ボクシング部主将)を思い出した。初回はポイントを取られたがスタミナに余裕があったので焦りはなかった」と白い歯を見せた。昨年3月にデビューしわずか10ヶ月で日本ランク入りを濃厚した三代は「1年も経たないでここまでくるとは思わなかった。今年はベルトを巻きたい」と抱負を語ると、「練習で正月もクリスマスもなかったからクリスマスからやり直したい」と笑顔を見せた。