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[予備検診]2017.12.29

京口紘人の胸囲は驚異!

京口が鬼門の初防衛戦
 プロデビューから日本人最速の1年3ヶ月で世界王座奪取に成功したIBF(国際ボクシング連盟)ミニマム級王者の京口紘人(24=ワタナベ)が29日、都内のホテルで予備検診を受けた。大晦日、京口はIBF同級3位のカルロス・ブイトラゴ(26=ニカラグア)を迎えて初防衛戦を行う。京口の驚きの数値に渡辺均会長の口からは、ワタナベジム初の世界王者で今年引退した『内山高志』の名前が飛び出した。
<font color="green">胸囲91cm! 首も太くなった!</font>
 胸囲が91.0㎝と大晦日に出場する6選手の中で一番の数値を叩きだした京口。「良い意味で緊張感がなく万全状態できた。相手の顔を初めて見たがすごく小さいなと思った。注目度で他の試合に劣っているのでインパクトを残したい」と意気込んだ。横に座っていた渡辺会長は「この階級でこの数字は内山みたいだ。これはボクサーとして素質があり天性のもの」と昨年まで長らくボクシング界を牽引してきたスーパー王者の名前を出して絶賛した。
<font color="green"> 良い勝負を見せる</font>
 一方、終始険しい表情を見せていたブイトラゴは「神様のおかげでコンディションはバッチリ。相手には特別な印象はない。日本には勝つためだけに来た」と語ると「私は日本からニカラグアからはるばる来た。それを頭に入れてレフェリー、ジャッジは贔屓をなくしてほしい」と牽制した。明日は同ホテルで調印式と前日計量が行われる。
■検診結果
IBF世界ミニマム級タイトルマッチ
王者:京口紘人(ワタナベ)
身長:161.5cm
頸周:37.5cm
胸囲:91.0cm
リーチ:163.0cm
血圧:124/75mm/Hg
脈拍:66/min
体温:36.6℃

挑戦者:カルロス・ブイトラゴ(ニカラグア)
身長:160.8cm
頸周:35.5cm
胸囲:85.5cm
リーチ:165.5cm
血圧:114/81mm/Hg
脈拍:65/min
体温:36.6℃