ボクシングモバイルニュース
[東京五輪]2017.11.25

世界一の高校生と田中恒成の兄が勝負

堤駿斗・田中亮明
 福井市内で開催中の全日本選手権では、今日のバンタム級・準決勝で、WBO世界ライトフライ級王者・田中恒成(畑中)の実兄である田中亮明(中京高・教員)と世界ユース選手権を日本人で初めて制した堤駿斗(習志野高)が対決する。これまでヘッドギアなしのルールで戦ったことのなかった堤だが、1、2回戦で東西のトップ大学生を攻略。3回戦では「堤君と戦うために階級を上げた」と意識を隠さない田中と対決する。 2020年東京五輪への夢を譲れない両選手は1年以上前から、この対決を想定していた。究極の「生徒対先生」はアマ界にとって、今年最も注目度の高い一戦かもしれない。