[インタビュー]2017.11.25
向井寛史 平常心で挑む
向井寛史(六島)
前WBOアジアパシフィックスーパーフライ級チャンピオンの向井寛史(六島)にベルト奪還のチャンスが訪れた。12月3日(日)、エディオンアリーナ大阪・第2競技場で、1年前、同じタイトルを争ったインタノン・シッチャモアン(タイ)と再戦で同級王座決定戦に臨む。向井は3月、香港のスターボクサー、レックス・ツオー(香港)と3本のベルトをかけた大一番に臨んだが、健闘むなしく8ラウンドTKOで惜敗している。しかし、「あの経験は大きかった、入れ込み過ぎたが、平常心の大切さを知った」と、前を向く。南京都高校(現廣学館高校)時代の同期で共に汗を流した村田諒太(帝拳)が世界王座へ上り詰めた瞬間を試合会場で観戦し強烈な刺激を受けた向井。ベルト奪還に燃える向井の現在の心境を聞いた。