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[インタビュー]2017.11.23

坂本真宏 チャンスをものにする

坂本真宏(六島)
    日本フライ級12位でWBOアジア同級5位の坂本真宏(六島)に1年ぶりのタイトルマッチがセットされた。12月3日(日)、エディオンアリーナ大阪・第2競技場でWBOアジアパシフィックフライ級王座決定戦に臨む。1年ぶりにタイトル戦を戦う坂本の対戦相手は同級1位で元世界王者のクワンタイ・シズモーゼン(33=タイ)。55戦のキャリアを誇る強敵となった。大阪市大学大学院に通う坂本は7月に就職も決めていたが、同じ7月、昨年WBOアジアパシフィックフライ級タイトルマッチで対戦し惜敗した木村翔(青木・現WBO世界フライ級王者)が、世界タイトルを奪取したことに触発され「今しかできないこと、ボクシングに集中したい」と、大手企業への就職を断り再スタートを切った。「こんなタイミングでまたタイトル戦ができることに感謝して戦いたい」と、拳を握った。