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[前日計量]2017.11.21

三瓶数馬vs石井龍輝 次世代が激突!

明日のユース戦はサウスポー対決
 日本ユース初代スーパーフェザー級王者の三瓶数馬(22=協栄)が明日22日、後楽園ホールで開催される「協栄会 復活祭」のメインで、石井龍輝(20=船橋ドラゴン)を迎え初防衛戦に臨む。その前日計量が都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、両者ともリミットの58.9kgをアンダーでクリアした。
ベルトは絶対に渡さない!
 58.7kgで秤を降りた三瓶は、一息つくと初防衛戦に向け「相手は自分と同じサウスポーだが、充実した練習をしてきたので良いイメージができている」と自信を示し、「ユース王者となりその先のビジョンが明確に見えてきた。実力者揃いの同世代の中で一歩突き抜け、来年は日本タイトルに絡んでいきたい」と次のステージを見据えた。
石井は初の8回戦で掴んだチャンス
 一方、昨年度東日本ライト級新人王の石井は、100gアンダーの58.8kgでパス。階級を落としての挑戦だけに減量はきつかったようだが、その分の体格差に勝機を見出し、「三瓶選手は空手出身だけにストレート系のパンチは強いが、いつも通りに自分のボクシングができれば。A級初戦で掴んだチャンスを必ずものにする」と意気込んだ。
 サウスポー同士の一戦となるが、三瓶は一発の破壊力を持つファイタータイプ。方や石井は懐の深い技巧派のボクサータイプとスタイルは対照的。序盤から目まぐるしい主導権争いが楽しめそうだ。