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[ニュース]2017.10.31

船井龍一 12.11にV2戦

船井は川口を迎えてのV2戦が決定
 日本スーパーフライ級チャンピオン船井龍一(32=ワタナベ)の2度目の防衛戦が12月11日(月)、後楽園ホールで開催される「DANGAN203」のメインで同級13位の川口勝太(33=堺東ミツキ)を迎え行われることになった。さらにセミでは、この勝者への指名挑戦権を懸け、同級1位の翁長吾央(37=大橋)と2位の久高寛之(32=仲里)が挑戦者決定戦を争う。
世界挑戦も視野に入る船井
 船井は今年3月のチャンピオンカーニバルで高校時代の同級生、中川健太(レイスポーツ)を7回TKOで破り、3度目のタイトル挑戦で念願のベルトを獲得。7月には奥本貴之(グリーンツダ)を7回負傷判定で退け初防衛に成功した。34戦目での王座獲得とキャリア的には遅咲きのチャンピオンだが、実力が認められ現在世界ランキングはWBCを除く3団体で圏内入り。今回の防衛戦でさらなる力を見せつけ世界をアピールしたいところだ。
後楽園ホールは今回で3度目
 対し元WBOアジア・パシフィック同級暫定王者の川口は、今年4月にレネ・ダッケル(比)が保持する東洋太平洋同級王座に挑むも惜敗。8月にフィリピンで再起に成功し、初の日本タイトル挑戦のチャンスが巡ってきた。敵地での挑戦となるが、勝てば世界ランク入りも期待できるだけに万全を期して乗り込みたい。
粉川が再浮上を目指し復帰
 また、前座には6月に黒田雅之(川崎新田)との統一戦に敗れた前日本フライ級王者の粉川拓也(宮田)が出場し、17戦9勝(4KO)7敗1分の藤本直人(新日本木村)と再起戦を行う。