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[海外ニュース]2017.10.24

ヤファイ「まず石田を撃退」

カリド・ヤファイ(英国)

 28日(日本時間29日)、英国カーディフのプリンシパリティ・スタジアムではWBA(世界ボクシング協会)スーパーフライ級タイトルマッチが行われるが、24戦全勝(13KO)の戦績を残している石田匠(25=井岡)の挑戦を受ける王者カリド・ヤファイ(28=英)は、「12週間のトレーニングを積んできた。スキルとスピードを生かして戦い、できればKOで撃退したい」と自信をみせている。

28日にヤファイに挑戦する石田匠
 ヤファイは昨年12月、計量で失格したルイス・コンセプション(パナマ)に勝って王座についた。今年5月には村中優(フラッシュ赤羽)の挑戦を退け、今回は指名防衛戦として石田と対戦する。3度の世界選手権出場、08年北京五輪出場など輝かしいアマチュア実績を持ち、12年にプロ転向後も22戦全勝(14KO)と負けを知らないだけにヤファイは自信満々の様子だ。米国進出のプランもあるが「土曜日に何をしなければならないかということは分かっている。ビッグマッチのことは頭にあるが、優先してやるべきことがある。石田のことは研究した。彼は身長とリーチ、足を生かしてコントロールしようとするだろうが、私は早い段階で自分の距離をつかむと思う。スキルとスピードを生かして戦い、できればKOしたい」と話している。オッズは12対1でヤファイ有利と出ている。なお、この日のメインではヘビー級のWBAスーパー王座とIBF(国際ボクシング連盟)王座を持つアンソニー・ジョシュア(英)がカルロス・タカム(カメルーン/仏)を相手に防衛戦を行うことになっている。