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[発表会見]2017.10.14

六島ジムが12月に5大タイトル戦

六島ジムの精鋭4人衆
 東洋太平洋ミドル級チャンピオンの太尊康輝(六島)と同バンタム級チャンピオンのマーク・ジョン・ヤップ(六島)、そして、WBOアジアパシフィックスーパーフライ級2位の向井寛史(六島)、同フライ級5位の坂本真宏(六島)が14日、大阪市内のジムで次戦の発表会見に臨んだ。
 試合は12月3日(日)、エディオンアリーナ大阪・第2競技場で午後5時30分開始予定。
枝川孝会長
 会見の冒頭、枝川孝会長は「12月3日、エディオンアリーナ大阪で5大タイトル戦を行います。太尊は東洋太平洋の3度目の防衛とWBOアジアの戦い。ここでしっかりとランキングをとって来年、海外でも練習させて世界を狙って行きたい。ヤップはやってくれる相手がおらず、真正ジムの高野選手が受けてくれました。ここは簡単に勝ってランキングをあげてもらいたい。向井は8月に結婚して、奥さんがベルトがないと結婚式も出来ないと言われているので獲るでしょう。坂本は今年就職も決まっていたけど、1年前に負けた木村選手(WBO世界フライ級王者)と争ったタイトルをやるために就職も辞退して臨みます。もう一度ベルトを巻きにいきます」と、それぞれに期待をかけた。
太尊康輝
 WBCユース、東洋太平洋に続いて3本目のベルトを狙うことになった太尊は「東洋太平洋ミドル級の3度目の防衛戦と新しいWBOアジアのタイトル戦が決まりました。しっかりと勝てる練習をして、3本目のベルトを獲りにいきます」と、意気込んだ。
マーク・ジョン・ヤップ
 前戦、序盤に3度のダウンを喫するも逆転KOで初防衛を果たしたヤップは2度目の防衛に向けて「今は調子よく練習できている。会長に教えてもらったボクシングをやって世界ランキングを上げていきます」と、語った。
向井寛史
 WBOアジアパシフィックタイトルを取り戻すチャンスを得た向井は「自分が持っていたベルトですから、しっかりと取り戻します。ちょうどデビューの日、8月1日に入籍して、嫁にもベルトがないと結婚式もできないと言われているので、頑張ってベルトをとります」と、意気込んだ。
坂本真宏
 WBOアジアパシフィックタイトル再アタックが決まった坂本は「1年前にこのタイトル戦で負けた相手があれよあれよと世界まで行かれたので、発奮材料になり、こうやって1年後にチャンスをいただいたので、こういうチャンスをいただた会長のためにも勝ちたいと思います」と、拳を握った。