[試合後談話]2017.9.30
京都で女子フライ級の激戦
小澤瑤生とホ・ウンヨン
IBF女子世界スーパーフライ級1位の小澤瑤生(フュチュール)が30日、京都市内のKBSホールで開催された「TO THE FUTURE vol.22」のメインイベントで元WBC女子世界ミニマム級暫定王者のホ・ウンヨン(韓国)を迎えてフライ級8回戦に臨んだ。5月の世界戦惜敗からの戦線復帰をかけた小澤は、序盤から攻勢にでた。
再起戦をTKOで勝利
試合は、ジャブで距離を保ち、右ストレートからアッパーを決めた小澤が終始ペースを握った。ホは、変則的な動きから突進して右のオーバーハンドを振るうが、4ラウンド、再三のホールディングで減点1点を宣告された。中盤からホは徐々にスタミナを切らす。好打を続けた小澤は5ラウンド、狙い澄ました右で一気にプレスをかけ、ラッシュを仕掛けたところでレフェリーが試合を止めた。小澤は、5月の世界戦惜敗から見事にTKO勝利で戦線復帰を果たした。
焦らずできたと小澤
控え室に戻った小澤は「(相手が)もっと出てくると持っていたので、ちょっと練習していたことが出せなかったところもありましたけど、前の世界戦よりは焦らず、カーッとならずに試合ができたと思います。また、頑張っていきますので応戦よろしくお願いします」と、快心の笑顔をみせた。
平山靖会長
平山靖会長は「相手は途中からバテていたしね。まあ、良い出来だったと思う。順番的にまた、上の試合を考えて行かないといけないね」と、語った。