ボクシングモバイルニュース
[インタビュー]2017.9.28

平成のシンデレラマン

華のあるチャンピオンを目指す
 WBO(世界ボクシング機構)フライ級新チャンピオン、木村翔(28=青木)に中国からの熱視線が止まない。五輪2大会連続の金メダリスト、英雄ゾウ・シミン(中国)をアウェーで破った木村のもとには、試合から2ヵ月経った今でも現地メディアからの取材が殺到し、最近では中国のみならずタイ、台湾からのオファーもあるそうだ。1年前まで無冠だった木村の成り上がり人生はその風貌に実によくマッチする。
 方や、日本では36年ぶりに敵地で世界王座を奪取。快挙をはたしたはずだが、まだ無名に近く、木村も自身の力でこのギャップを埋めていかなくてはならないと話す。