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[前日計量]2017.9.28

天笠尚「自然の流れでKOしたい」

左:天笠 右:プミクピック
 2度目の世界挑戦を目指す元日本・OPBFフェザー級王者の天笠尚(31=FLARE山上)が明日の後楽園ホールで開催される「A-SignBee7」のメインイベントでWBOアジアパシフィック・フェザー級王座決定戦に出場。同級5位のリチャード・プミクピック(27=比国)と対戦する。両者の前日計量が28日、都内の日本ボクシングコミッション事務局で行われた。
冷静に戦う
 自身3本目のベルトに挑戦する天笠はリミットちょうどの57.1kgでパス。「タイトルマッチというより世界への道が開けるという意味合いが強い。WBOアジアパシフィック王者から世界挑戦している選手が増えているのでチャンスだと思っている」と意気込みを語った。「相手はパンチがあるのでフック系に気をつけたい。勝ちに徹するが自然の流れで倒したい」とこれまで一度のKO負けもないプミクピックをキャンバスに沈め世界をアピールする。
世界ランキングを手に入れたい
 これが3回目の来日となるプミクピックは200gアンダーの56.9kgでクリアした。計量後に好物だというカツ丼をたいらげたプミクピックは「明日は絶対に勝つ」と短めのコメントを残し会場を後にした。