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[試合後談話]2017.9.23

高橋竜也が再起のリング

敗戦から2ヵ月 高橋が再起のリングに臨んだ
 23日、茨城・つくばカピオ開催の「ダイナミックヤングファイト」で日本バンタム級7位の高橋竜也(28=ヤマグチ土浦)がタイ人選手を相手にメインイベントのリングに立った。高橋は7月にWBOアジアパシフィック同級王座決定戦をジェトロ・パブスタン(比)と争ったが、惜しくも7回負傷判定で敗れ戴冠を逃した。再起戦となった今回、高橋は地元・土浦のファンを前に復活をアピールすることができたのか。
ショートパンチを絶え間なく打ち続けTKO勝ち
 バンタム級超の120ポンド契約で行われた8回戦は、高橋が小柄なチャットペット・サイトーンジムを足を使いながら絶え間なく攻め続け、6回に3度のダウンを奪いTKO勝ち。快勝で再起を飾った。
まだまだ甘さが目立つと高橋
 控え室に戻った高橋は、再起成功の安堵もつかの間、「打ち終わりがまだ甘い、課題ばかりが見える」と反省した。それでも持ち味のショートパンチをしつこく出すことができたと点数は及第点。「どんなベルトでもいいので来年こそはタイトルを獲得し、応援してくれる人たちに恩返しをしたい」と抱負を語った。
ヒヤリとさせた別府は立て直し圧勝
 また、この日のセミファイナルには16戦15勝(15KO)1分無敗を誇る"九州のタイソン"、日本ウェルター級4位の別府優樹(26=久留米櫛間)が登場。初回、タイ人選手の左を浴び、思わぬダウンを喫したが、立て直すと上下のコンビネーションで圧倒し、2回TKO勝ち。試合後のリングインタビューでは、「倒されたことは良い経験になった。帰ったらビデオを見て修正したい」と話し、来年はタイトルに挑戦すると誓いを立てた。