[発表会見]2017.9.19
拳四朗 圧勝してもっと有名になる
勝つのは当たり前、内容で目立つ
WBC(世界ボクシング協会)ライトフライ級チャンピオン拳四朗(25=BMB)の初防衛戦が決定。19日に都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で会見が開かれ、拳四朗は10月22日(日)東京・両国国技館で同級1位ペドロ・ゲバラ(28=メキシコ)を迎えることが発表された。
このイベントではWBA世界ミドル級1位・村田諒太(帝拳)と新王者アッサム・エンダム(仏/カメルーン)との直接再戦、WBC世界フライ級王者・比嘉大吾(白井・具志堅)の初防衛戦が組まれ、今年5月のトリプル世界戦と同じ顔ぶれが揃った。当日はフジテレビ系列で全国中継される。
このイベントではWBA世界ミドル級1位・村田諒太(帝拳)と新王者アッサム・エンダム(仏/カメルーン)との直接再戦、WBC世界フライ級王者・比嘉大吾(白井・具志堅)の初防衛戦が組まれ、今年5月のトリプル世界戦と同じ顔ぶれが揃った。当日はフジテレビ系列で全国中継される。
今年5月のロペス戦
拳四朗は5月20日の東京・有明コロシアムで王者ガニガン・ロペス(メキシコ)を判定2-0で破り、デビュー以来無傷の10戦全勝(5KO)で王座を獲得。WBA王者の田口良一(ワタナベ)、WBO王者の田中恒成(畑中)に続き、同時期3人目のライトフライ級王者となった。
かつて八重樫を破り戴冠したゲバラ
一方のゲバラは14年12月の決定戦で八重樫東(大橋)を7回KOで破り、井上尚弥(大橋)が返上したWBC同級王座を獲得したが、3度目の防衛戦で木村悠(帝拳→引退)に判定負けを喫し、王座から陥落した。戦績は33戦30勝(17KO)2敗1分。今回、かつて保持していた王座への返り咲きを目指す。
初防衛戦のプレッシャーも拳四朗にはない
八重樫を沈めた左ボディで強烈な印象を残したゲバラだが、拳四朗の父・寺地永会長は、「前回のロペスよりもやりやすい。勝つのは当たり前として、今回は倒したい。難しい相手じゃない」と断言。早い段階から準備を進め、先週まで行ったロス合宿でさらに自信を深めたようだ。
目標フォロワー1万人
拳四朗も「負けられないプレッシャーはあるが、いつものようにジャブをついてカウンターを狙う。合宿でルディ・エルナンデスから学んだ膝を使ってのアッパー、アウトフックも出せれば。圧勝してもっと有名になりたい」と笑顔で意気込んだ。最近はバラエティ番組にも呼ばれ、ツイッターのフォロワーも1000人から倍増。目標を1万人とするだけに、全国放送での試合は顔を売る絶好のチャンスだ!