[海外ニュース]2017.8.21
実現? ロマチェンコvsリゴンドー
夢の対決!
WBO(世界ボクシング機構)スーパーフェザー級王者ワシル・ロマチェンコ(29=ウクライナ/米)と、WBA(世界ボクシング協会)スーパーバンタム級スーパー王者ギジェルモ・リゴンドー(36=キューバ/米)の対決が実現しそうな気配になってきた。ロマチェンコ側のボブ・アラム・プロモーターがメディアに明かしたもので、試合は12月9日、米国ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)のサブアリーナ、ザ・シアターが候補になっている。
キューバ最強のリゴンドー
もともと12月9日はロマチェンコのV4戦が予定されている日で、そこにリゴンドー戦が組み込まれる可能性が出てきたわけだ。アラム・プロモーターはリゴンドー側のロックネイション・スポーツのディーノ・デュバ・プロモーターと話し合いを続けているといい、好感触を得ている様子だ。「交渉締結間近」と期待される一方、両者間には2階級の体重差(4キロ以上)があり、さらにリゴンドーはWBAから暫定王者モイセス・フローレス(メキシコ)との再戦も指示されており、こうしたハードルをクリアすることができるか注目される。実現すれば五輪連覇の実績を持つ究極の技巧派サウスポー対決として歴史的な一戦になることは間違いない。ロマチェンコは10戦9勝(7KO)1敗、リゴンドーは18戦17勝(11KO)1無効試合。
ウクライナ最強のロマチェンコ