[前日計量]2017.8.21
田之岡条と山下賢哉が2年半ぶりに顔合わせ
因縁の再戦となる山下(左)と田之岡(右)
明日の後楽園ホールで開催される「DANGAN191」日本ユース初代スーパーフライ級王座決定トーナメントの前日計量が21日、都内の日本ボクシングコミッション事務局で行われ、日本同級3位の田之岡条(23=小熊)と日本フライ級9位の山下賢哉(21=白井・具志堅)が計量会場に姿を現した。
ベルトはステータス
最初に秤に乗った田之岡は100gアンダーの52.0kgでパス。再戦となるが「多くは語らないが強いヤンキーと強いパンピー(一般人)が戦う試合。会長からは格の違いを見せろと言われている。明日は若い世代も頑張っているところをアピールしたい。ボクシングという競技を盛り上げる試合を見せる」と意気込んだ。
相手はどうせ逃げるだけ
一方、1回目の計量はわずかにオーバーしたが、2回目でなんなくクリアした山下は「環境が変わって練習はキツいが新しいことばかりで新鮮な気持ち。毎日ジムに行くのが楽しい。すべてにおいてレベルアップしている」と自信の表情を見せた。拳を交える田之岡に対し「(再戦は)意識はしないが、人として気に入らない。明日は自分の方が大きく見えると思う」と静かに闘志を燃やした。
勝利の女神が微笑むのはどちらだ?
両者は2015年2月に対戦し、田之岡が判定勝ちでランキングを奪取。リベンジに闘志を燃やす山下と返り討ちをしタイトル挑戦に突き進みたい田之岡の一戦は初回から目の離せない激しい攻防が見られそうだ。