[試合結果]2017.8.20
4団体統一戦!クロフォードvsインドンゴ
会場のピナクル・バンク・アリーナ
スーパーライト級の4団体王座統一戦、WBC(世界ボクシング評議会)&WBO(世界ボクシング機構)王者テレンス・クロフォード(29=米)対WBA(世界ボクシング協会)&IBF(国際ボクシング連盟)王者ジュリアス・インドンゴ(34=ナミビア)の12回戦は19日(日本時間20日)、米国ネブラスカ州リンカーンのピナクル・バンク・アリーナで行われた。
入場するクロフォード
〇テレンス・クロフォード(米)
3回1分38秒KO
×ジュリアス・インドンゴ(ナミビア)
入場後のインドンゴ
スイッチ・ヒッターのクロフォードが左構えでスタートしたためサウスポー同士の一戦となった。クロフォードが距離を詰めようとして仕掛ける展開となり、2回にはWBC&WBO王者は相手のボディにもパンチを送り込んだ。
ラウンド終盤、クロフォードはダッキングした相手の耳の後方に左ストレートを打ち下ろしてダウンを奪う。3回、クロフォードは左ボディブローでダウンを奪い、インドンゴに10カウントを聞かせた。
1万2000人以上の地元ファンの前で圧倒的な強さをみせつけ、バーナード・ホプキンス(米)に次いで自力で4団体王座の統一を果たしたクロフォードは32戦全勝(23KO)。初黒星を喫したインドンゴは23戦22勝(11KO)1敗。
前座ではライトヘビー級の世界ランカー、オレクサンデル・グウォジク(ウクライナ/米)が登場、クレイグ・ベイカー(米)を相手にNABF北米王座の4度目の防衛戦に臨んだ。慎重に試合を進めたグウォジクは6回にダウンを奪い、再開後に連打をまとめてレフェリー・ストップに持ち込んだ。ロンドン五輪ライトヘビー級銅メダリストで、現在はWBA3位、WBC2位、IBF5位、WBO3位にランクされるグウォジクは14戦全勝(12KO)、ベイカーは19戦17勝(13KO)2敗。