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[ニュース]2017.8.19

野中悠樹の挑戦はWBOオリエンタルに変更

日本王座は計8度防衛した野中
 先日、前日本スーパーウェルター級王者の野中悠樹(39=井岡弘樹)が、10月14日(土)にオーストラリア・ブリスベンでWBO世界同級3位のデニス・ホーガン(豪)と空位のWBOアジアパシフィック同級王座を争うと発表されたが、この度タイトルが変更され、野中はホーガンが保持するWBOオリエンタル同級王座に挑むことになった。
野中は43戦目にして初の海外戦
 これは野中が18日のブログで発表したもので、決まりかけたWBOアジアパシフィックには先約があったとのこと。日本では未認可のWBOオリエンタル王座への挑戦となったが、野中に気落ちした様子はなく、「欲しいのはタイトルではなく、ホーガンの世界上位ランク。おいしいところは全部かっさらう」とより気合いが入っているようだ。
 ホーガンは27戦25勝(7KO)1敗1分のオーソドックスタイプ。唯一の黒星は、15年12月に当時WBA暫定王座を保持していたジャック・カルケイ(独)に敗れてのもの。破壊力では野中に譲るが、フットワークに長け左も多彩な技巧派だ。野中にとってはアウェイなだけに厳しい戦いも予想されるが、世界挑戦はこの壁を乗り越えた先に待っているはず。プロ生活18年、42戦を数える豊富なキャリアを存分に発揮してもらいたい。