ボクシングモバイルニュース
[ニュース]2017.8.19

9.2伊藤雅雪が世界をアピールする

アジア2冠の伊藤が世界前哨戦
 9月2日(土)、後楽園ホール開催の「ダイナミックグローブ」のメインにWBOアジアパシフィック&東洋太平洋スーパーフェザー級王者の伊藤雅雪(26=伴流)が出場する。この試合はノンタイトル戦だが、WBO世界同級3位を筆頭に世界3団体で名を連ねる伊藤が、14戦11勝(8KO)2敗1分と強打を誇り、初来日のフィリピン人選手を相手に世界をアピールすることができるかに注目が集まる。
進化を続ける伊藤に期待
 前WBA王者の内山高志(ワタナベ)、WBC王者の三浦隆司(帝拳)が相次いでリングから去った今、スーパーフェザー級復権はアジア2冠の伊藤と10月7日に6度目の防衛戦に臨む日本王者の尾川堅一(帝拳)に託された。二人のうちどちらが先に世界に行くのか、それとも世界挑戦を懸けた潰しあいのシナリオがあるのか――。こういった視点から見ると、今回はタイトル戦以上に重要な意味を持ちそうだ。
 伊藤は先月中旬からアメリカ・ロサンゼルスで約2週間の合宿を行い、WBO世界フェザー級王者のオスカー・バルデス(メキシコ)とのスパーリングも経験。帰国後はフィジカル、ラントレといったハードなメニューをこなし、自身のTwitterでは「9月2日は成長した姿を見せる」と意気込んでいる。