[ニュース]2017.8.11
渡邉卓也が香港で世界2位とスパーリング三昧
左:レックスとのツーショット
完全アウェイで五輪2大会連続金メダリストであるゾウ・シミン(中国)を破り、WBO世界フライ級チャンピオン木村翔(28)を誕生させた青木ジム。同ジムに所属する日本フェザー級6位の渡邉卓也(28)が、7月15日から8月17日まで香港でスパーリング合宿を行っている。WBO世界スーパーフライ級2位で絶大な人気を誇るレックス・ツォー(30=中国)と実戦練習に明け暮れている渡邉の近況が届いた。
DEFBOXINGGYM
5月の香港での試合が評価され、スパーリングパートナーとして打診があった渡邉。週3回ペースでレックスが所属しているDEFBOXINGGYMでスパーを行っている。渡邉の方が4階級上だが「(レックスは)スーパーフライ級ということを考えたらフィジカルが強く、スピードとスタミナがある。自分以外にもスーパーライト級の選手ともスパーしていますよ」。
オフは毎週土曜日
日本語が通じない生活でさぞかしストレスが溜まってるかと思いきや「言葉は通じないがなんとかやっていけています。あと、少しですが本やYouTubeと使って英語を勉強しています」と前向きに語った渡邉。異国の地でメンタルも鍛えられているようだ。
香港
同門の木村の試合はジムのパソコンで観戦。試合後には連絡を取ったという。「ファイトマネーで旅行に連れて行ってと頼みました(笑)」。「木村の試合を見て練習は大事だなと改めて感じた。1人で海外に来てまだまだ自分は人間として未熟者だと感じた。もちろんここでの生活やレックスとのスパーは大きな経験値になっています」 。次戦の渡邉の活躍に期待したい。