[公開練習]2017.7.31
久保隼と山中竜也が公開練習
久保が公開練習
9月3日(日)に島津アリーナ京都で初防衛戦を迎えるWBA世界スーパーバンタム級チャンピオンの久保隼(真正)と8月27日(日)に熊本でWBO世界ミニマム級タイトルに挑戦する同級1位の山中竜也(真正)が揃って31日、神戸市内のジムで世界戦に向けて練習を報道陣に公開した。真正ジムが招聘したフィリピン人パートナーを相手にスパーリングを披露した久保は、キレのある左ストレートをみせ順調な調整をみせた。同じく、フィリピン人パートナーと6ラウンドのスパーリングをした山中も軽快な動きをみせた。
練習前に会見に応じた
練習前に会見に応じた久保は「いつも通り、試合前の合宿も淡路で済まして、少し疲れも残っていますが、順調に来ていると思います。夏が苦手だと自分で思い込んでいたのですが、この夏は意外に暑さに苦しまされることもなく来ているので良かったです」と、順調な調整をアピールした。
続いて山中は「プロになって5年で世界に挑戦できるのは早いくらいだと思っています。気持ちでチャンピオンより上回ってリングに立てるように頑張っています。当日はしっかりとベルトを奪って、1週間後の久保先輩につなげます」と、意気込んだ。
続いて山中は「プロになって5年で世界に挑戦できるのは早いくらいだと思っています。気持ちでチャンピオンより上回ってリングに立てるように頑張っています。当日はしっかりとベルトを奪って、1週間後の久保先輩につなげます」と、意気込んだ。
左:山下正人会長
会見に同席した久保を担当する山下正人会長は「久保の特徴を生かして長い距離で最後までボクシングを貫けるかがカギ。久保も言ったように、キャンプの疲れもあって、本当に今から調整していく段階やね。スパーリングをしながらも修正を重ねて、やるべき練習を何度も繰り返しながら、いつも通り作っていく。前回は挑戦者として、何が何でも勝たなけれないけないボクシングでしたけど、今回はチャンピオンとして、しっかりと勝ちに行きます」と、いつも通りを強調した。
同じく山中を担当する江藤日出典トレーナーは「小さい頃から真正ジムで鍛えてきた選手なので真正ボクシングをみせられると思います。そして、必ず勝ちます」と、自信をみせた。
同じく山中を担当する江藤日出典トレーナーは「小さい頃から真正ジムで鍛えてきた選手なので真正ボクシングをみせられると思います。そして、必ず勝ちます」と、自信をみせた。
ボディ打ちが光った山中
スパーリングを開始した久保は、テイル渥美(渥美)を相手に3ラウンド、フィリピン人パートナーと3ラウンド熱のこもったスパーリングを披露。距離を一定に保つと、左ストレートを上下に散らし、クリーンヒットを積み重ねた。同じく山中は、WBOアジアパシフィックミニマム級王者のジェリー・トモグダン(比)を相手にボディを中心に組み立て圧倒してみせた。
仲良しの両者