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[発表会見]2017.7.11

清水聡が東洋太平洋タイトル挑戦決定

清水聡がタイトルに挑戦
 ロンドン五輪銅メダリストで日本フェザー級11位の清水聡(31=大橋)が11日、横浜市内の所属ジムで次戦の発表会見を開いた。清水はOPBF東洋太平洋フェザー級王者のノ・サミュング(25=韓国)に挑戦することが決定。試合は10月2日(月)に後楽園ホールで開催される「第61回フェニックスバトル」のメインイベントで行われる。清水が勝てば現WBO世界ライトフライ級王者の田中恒成(22=畑中)と並ぶ日本人男子最短記録での東洋王座獲得となる。
大橋ジムでの会見
 会見の冒頭、大橋秀行会長は「清水に急遽、タイトルマッチのチャンスが巡ってきました。清水はオリンピックで銅メダルを獲っているので日本や東洋王者にならなくても世界戦ができるのですが、敢えてここで挑戦させたいと思いました」と話した。
体幹トレーニングでパンチ力が上がった
 4戦目でのタイトル挑戦となった清水は「まさかこんなに早くタイトル戦ができるとは思っていなかったのでうれしい。これまでも常に挑戦する気持ちで試合に臨んできたので変わらず挑んでいきたい」と大きなチャンスに胸を躍らせた。
 王者のノは6月に来日し竹中良(三迫)に挑戦し10回KO勝ちし、今回が初防衛戦となる。相手の印象を「実力のある選手だと思う。タフでガンガン前に来るので得意の"ダイヤモンドレフト"で倒します」とお笑いタレントの「さまぁ~ず」がテレビ番組で名付けた左でベルト奪取を宣言した。
松本好二トレーナー
 清水を担当する松本好ニトレーナーは「夏場なので体調に気をつけさせたい。まだ長丁場で試合をしていないので、少し長いラウンドでの攻防を経験させることも考えたい」と結果はもちろん、今後を見据えた上での試合をさせると語った。
大橋秀行会長
 大橋秀行会長は「ここを良い形で勝てれば来年には世界挑戦させたい」と明言。世界を目指す清水にとってこの一戦は重要なものになる。
ダイヤモンドレフトでベルトを奪う!