[ニュース]2017.6.24
小國以載、藤本京太郎がグアムで合宿
左から小國、藤本、斎藤
角海老宝石ジムの主力選手、IBF世界スーパーバンタム級王者の小國以載(29)と日本・アジア地域ヘビー級3冠王者の藤本京太郎(31)、そしてスーパールーキー斎藤一貴(24)の3人が、16日から夏真っ盛りのグアムで強化合宿を敢行中。朝はホテルの周りを中心に15㎞のランニング、夕方は坂道ダッシュを中心とした走り込みで足腰を鍛え、来たるべき戦いに向け準備を進めている。
24日、この3選手と同行する小堀佑介トレーナーが、ボクシングモバイルに写真とメッセージを送ってきたので紹介したい。
24日、この3選手と同行する小堀佑介トレーナーが、ボクシングモバイルに写真とメッセージを送ってきたので紹介したい。
坂道ダッシュで強化
昨年末の大番狂わせでIBF王座を奪取した小國は、今夏にも指名挑戦者の岩佐亮佑(27=セレス)との初防衛戦を予定する。正式発表が待たれるなか、小國は「防衛戦に向けて、しっかり走り込んできます!」とコメント。
あまりのきつさにグッタリ
藤本は5月の東洋太平洋ヘビー級王座戦でヘルマン・パーセル(豪)を下し、初防衛と同時に空位のWBOアジアパシフィック王座を獲得。WBOで世界ランキング9位につけ、日本人初のヘビー級世界戦のチャンスを狙う。「いつ世界戦が来てもいいよう常に身体を仕上げておきます!」。
練習の合間はオフの時間を楽しんでます
昨年7月のB級デビューし、3戦3勝3KOをマークする斎藤は、人材豊富な角海老宝石ジムのなかでも将来が期待される一押しの新人。小國、藤本に続けと「今回の合宿でしっかり頑張り、次の試合に向けて頑張りたい!」と意気込むが、グアムでは度々、総合格闘家のアリスター・オーフレイム(オランダ)に間違えられ、「誰だと思ってるんだ!斎藤さんだぞ!!」と憤っているとのこと。
自転車でついていく小堀トレーナー35歳
この個性的な3選手を取りまとめるのは、元WBA世界ライト級王者の小堀氏。「ジムに世界チャンピオンが絶えない様、ハードなロードワークを行わせています(笑)」と鬼軍曹ぶりを発揮しているようだ。一向は28日に帰国する。
進化を遂げる3選手に期待