[試合後談話]2017.6.23
36戦目のベテラン稲垣孝がメインに登場
稲垣の再起戦
元日本ランキング1位で2度のタイトル挑戦経験のある稲垣孝(31=フラッシュ赤羽)が23日、「オーバーヒート・ボクサーズナイト」のメインイベントに登場。68.0kg契約8回戦でラーンガオ・ガオラーンレックジム(21=タイ)と対戦した。
4度ダウンを奪った
稲垣がボディを叩いてペースを握ると3ラウンド、ロープに詰めて連打でダウンを奪った。さらに右ストレートでダウンを追加すると、続く回にも右ストレートで倒した。ここも立ち上がったラーンガオだったが、稲垣の連打を浴びると最後は左ボディをもらい崩れ落ちた。
スーパーライト級かウェルター級がベスト
3月以来の再起戦をKO勝ちで締めた稲垣は「セミファイナルとその前の試合がKO決着だったのでプレッシャーを感じた。攻撃が雑になったが勝つことができて良かった」と安堵の表情を浮かべた。「長身の相手に距離を感じるので、もっと左を上手く使えるようにしたい」と課題を挙げた稲垣は「チャンピオンになるためにも、まずはランキングに返り咲きたい」と3度目のタイトル挑戦に意欲を示した。