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[発表会見]2017.6.19

ファイトマネーは軽量級破格の推定80万ドル!?

王座返り咲きを狙うゴンサレス
 WBO王者の井上尚弥(24=大橋)、元WBC王者のカルロス・クアドラス(28=メキシコ)と9月9日(日本時間10日)の米国で共演する4階級制覇王者で前WBC王者のローマン・ゴンサレス(30=帝拳/ニカラグア)が、19日に都内のホテルを会見を開き抱負を語った。
スーパーフライ級トリプルマッチのメインに出場
 ゴンサレスは米国大手ケーブルテレビ局・HBOテレビで放送される「スーパーフライ級トリプルマッチ」のメインに出場し、3月の初防衛戦でWBC世界スーパーフライ級王座を奪取したシーサケット・ルビンサイ(30=タイ)とのダイレクトリマッチに挑む。
浜田剛史代表
 会見の冒頭、帝拳プロモーションの浜田剛史代表は、「スーパーフライ級で誰が強いのか、それをアメリカでやることに意味がある。本来ならば直接再戦は認められないが、議論を呼んだ判定結果だけに認められた」と説明した。
井上との対戦はあるのか
 47戦目にして初の黒星を付けられたシーサケットへの雪辱を狙うゴンサレスは、「前回は負けたと思っていない。今回はまったく違う戦いになるだろう。すべてをかけて臨み、KOを狙う」と意気込み、井上と同じリングに立つことに「アミーゴ、グレートなチャンプの井上と同じリングで戦えることに幸せを感じる」と喜んだ。
軽量級最強は背水の陣で試合に臨む
 ゴンサレスをプロモートする帝拳ジムの本田明彦会長は会見後、「この階級でHBOのメインでやるのは凄いこと。ロマゴンは80万ドル(約9000万円)のファイトマネーを稼ぐようになったが、負けたら終わり。それは本人も分かっていること」と明かした。