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[前日計量]2017.6.7

竹中良「ここがゴールではない」

左:竹中 右:ノ
 防衛記録を伸ばしているOPBFフェザー級王者の竹中良(32=三迫)が、8日に後楽園ホールで開催される「ダイヤモンドグローブ」のメインイベントに登場する。竹中は対戦相手の同級13位のノ・サミュング(25=韓国)と都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で前日計量に臨んだ。
少しの油断もない
 これが4度目の防衛戦となる竹中は100gアンダーの57.0kgで一発パス。相手の印象を「背が高くて頑丈なイメージ。右のオーバーハンドに気を付けたい」と語り明日の決戦に向けて気を引き締めた。
フィジカルトレーニングの強度を上げてきた
 5月20日に有明コロシアムで行われた村田諒太(帝拳)が出場した世界戦を観戦したという竹中は「自分とはレベルが違うが同世代の選手が頑張っているのを見て刺激を受けた」。「明日は盛り上がる試合を見せて圧倒したい」と意気込んだ。
175㎝の右ファイター
 初来日のノはリミットちょうどの57.1kgで計量を終えた。ベルトとともに世界ランキングも奪える大きなチャンスとなるが「挑戦できる機会を与えてくれて感謝している。勝ってさらに上のステージに行きたい」と気を吐いた。韓国フェザー級王者のノは「相手は遠い距離からの右ストレートが得意なようだ。ラウンドごとに実力を見せたい」と静かに闘志を燃やした。